あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年のお正月は
愛媛武道館で行われた息子の試合の
送り迎えでスタートしました。
0泊2日で親子共とても
疲れましたが
貴重な体験でしたね。
この愛媛武道館は地元の木材や石等
を使用し建てられていまして
とても立派な建物でした。
武道を行う子供たちが
体育館ではなく「武道館」で
試合ができる機会がもっと多くなれば
良いなと思いましたね。
それでは、今年一年
よろしくお願いします。
昔から日本家屋の屋根に使われてきた
和瓦ですが、最近使われることが
少なくなってきましたね。
鋼板やアスファルトシングル材等が
価格や、施工のし易さから
多く使われるようになっています。
しかし、その和瓦もとても進化していて
とても面白い使い方がされています。
上の写真は、昔の製造方法を復活させて
窯で焼かれた平瓦です。
厚みは3cmあり、一枚一枚違った風合いを
持っています。
このように玄関やテラス等に敷くと
とても趣のある雰囲気となりますね。
プラスして他の材料にない柔らかさや
調湿性を持っています。
また、普通の平瓦でも
両側からカッターを入れて割ると
焼けた部分とそうでない部分とで
切断面が3層になります。
その部分を壁やサイン等に使うと
これもまた面白い使い方が出来ます。
上の写真は真っ直ぐにカットしていますが
カーブを付けてカットすると
これに動きが出てきます。
通常の使い方の屋根に使う場合でも
平板瓦ならモダンな屋根に出来ますし
太陽光発電を取り込む事もできます。
ちなみに前面衝立の
穴あきブロックのように見えているのも
実は瓦です。
これらは、全て大阪府建築士会会員誌
の為に取材させて頂いた
淡路瓦工業組合の方々から
教えて頂いたものです。
外国から色々買い付けなくても
地元関西にこのような素晴らしい
素材があります。
ぜひ色々な使い方をして
住宅に彩りを持たせて欲しいですね。
今年もあと4日を残すのみとなりました。
中間工房は、あと一回現場監理を行い
今年の業務は終了となります。
また、来年は4日から
業務を開始する予定です。
と言いましても、例年通り
この休みの一週間の間に
やり残した仕事や
次の仕事の準備等行いますので
どこにも出かける予定は無いですね。
できればHPの方もこの時期に
少しでも手を入れたいと思っています。
ですので、メール等はいつでも送って頂いて
大丈夫です。
ちなみに、上の写真は
11月にオープンしたエキスポシティです。
この中の店舗に使われている材料の
視察の為行ってきました。
材料を観て歩いていたので
じっくりは観ていませんが
楽しそうな施設でしたよ。
次回はぜひ遊びに行きたいと思います。
さて、来年はどのような年になるでしょうか。
消費税UPやオリンピック需要等の影響も
出てくるでしょうね。
毎年思うのですが、できるだけ安定した年に
なってほしいと思いますね。
それでは、良いお年をお迎えください。
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「六甲の家」着工しました。
縄張りの風景です。
着工に当たり、建物の建つ位置に
縄を張り確認します。
その後掘削。
とても地盤の良い場所で
礫まじりの砂質土です。
大雨のすぐ後でしたが
水はけも良かったですね。
来年春完成予定です。
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早いもので今年もあと
50日ほどとなりました。
上の写真は岡山城です。
建築士として建物の鑑定の業務を行う為
岡山に行ったのですが
何と帰りの新幹線の指定席がいっぱいで・・
少し時間が空いたので行ってきました。
大阪城と同じく昭和時代の再建ですが
立派なお城ですね。
隣の後楽園が有名ですが
こちらもお勧めです。
「六甲の家」は木造二階建てから
地下のある混構造に変更。
もうすぐ着工となります。
「帝塚山の家」改修工事も
設計が進んでいます。
大阪府建築士会の会報誌「建築人」の
今月号に淡路瓦の取材記事が載っています。
こちらから期間限定でダウンロードできます。
夏の間講師をしていました二級建築士の試験
もうすぐ(12月初)合格発表です。
一人でも多く合格していて欲しいですね。
この写真は「鶴見の家」のリビングです。
手前に写っているチェストなのですが
住まれてからしばらくして
この建物に合う家具を造りたい
と相談があり造ることになりました。
材料は吉野の桧無垢材で
柿渋を塗ってあります。
また、「生駒の家」では
竣工時テレビを置かなかったのですが
しばらくしてTVを置きたいとの相談があり
建物のイメージに沿った
TV用のラックを製作されました。
材料やデザインモチーフ等は
全て、新築時に製作した
家具等と合わせています。
「城東の家」にはプレイルームがあり
新築時に、打放しコンクリートに合う
白の家具を製作したのですが
そこに10年後
小さなチェストを置かれました。
ここでは、新たに
打放しコンクリートに合う
「鉄」も有効に使っています。
これらの家具は、全て新築時に
オーダー家具を造った方に
住み続けて時間が経ってから
また造ってもらったものです。
新築時に色々打合せをして
建物や施主さんの事を
よく解っている家具屋さんに
また造ってもらうことで
空間にぴったり合う、いわゆる
「とっておきの家具」
が出来上がります。
これは、「建築家と建てる家」でのみ
味わえることかもしれませんね。