中間建築設計工房ブログ/建築家 大阪

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ  大阪で住宅を中心に活動している建築家・設計事務所です。 日々の生活や仕事の事柄を書いています。

お盆のお知らせ

夏の写真







お盆のお知らせです。

ご先祖様に叱られそうですが
お盆は関係なく
通常通り営業を行っております。

大淀の家」の大規模改修工事

お盆明けから着工します。
暑い時期ですが
よろしくお願いします。

六甲の家」新築工事

色々交渉を行いまして
9月に着工が決定しました。
来年2月に完成予定です。

建築士会、二級建築士製図講習会
16日も講習があります。
また、直前対策コースが8月23日から
始まります。
申し込みはまだ間に合いますよ。

写真は先日淡路島に
瓦の取材に行った時のものです。

外構に瓦を使っている所を撮ったのですが
撮っている私の影が写っていまして
個人的に気に入っている写真です。

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建築材料の直接購入

和室1







住宅を建てるときに
少しでも良い材を安く入れたい!と思うのは

全ての施主さん共通の考えだと思います。
これは建築士や建設会社も同じです。

最近、農業や漁業で
直接生産者から間を通さずに購入することで
新鮮なものを安く購入出来ることが
話題になっていますよね。

いわゆる産直販売というものです。

これを住宅に利用できるものの代表として
木材があります。

林業は、農業や漁業と似ていますので
同じことができるのですが
当然メリットとデメリットとがあります。

普通、木材が住宅建設現場にたどり着くまでは
以下の流れになります。

山林にある製材所が木を切り出し、加工する。
        ↓
それがその山の組合(農協のようなところですね)
に集められます。
        ↓
そこに問屋のような買い付け人が購入しに行き
それがその地域の倉庫へと
運ばれます。
        ↓
各々の地域の材料屋さんが
そこから欲しいものを買い付けます。
        ↓
建設会社や、その下請けの業者さんが
そこから必要分買い付け現場に運んでもらいます。

大まかに言うとこのような流れになっています。
(わかりやすくする為に随分省略していますが・・)

そうして常に安定供給されているのですが
ここで施主さんが、産直販売に挑戦するとなると

山林の製材所→施主さんが買い付け
→建設現場に支給し工事、となります。


当然、間を省いているので、
木材そのものの値段が安くなります。
そのかわり、何かあった場合
全て自己責任ということを
認識する必要がありますね。

例えば、床のフローリング材を
産直で購入する場合
その製材所と、材料の確認、金額交渉
数量決定、配送手配
などは全て施主さんが行うことになります。

そして良くない材料が届いた時の返品や交渉も
全て施主さんです。

また、工事を行う建設会社の理解も
必要になってきます。

建設会社にとっては、
材料を購入する利益が無くなり
大工さんの手間代だけになりますので

工事代金は通常よりも高く支払う必要があります。

結局、施主さん単独でこれらの事を行うのは
あまりにも専門的な事が多いと思いますので、
建築士と協同で作業を進めていくことになると思います。


ですので、この産直で木材を購入するのは、
普通の材料を少しでも安く仕入れたい
という考えの場合、あまりうまくいきません。


そうではなく、
例えば和室の造作材だけ、とか
フローリングだけとかに絞って、
普通手が出せない高価な材料を
少しでも安く購入したいというときは効果があると思います。

インターネットで検索すれば
このような産直を行っている会社はたくさんあります。

しかし、ネットでの確認だけで発注するのでは
失敗も多いと思います。

やはり自分の足で実物を見に行き
交渉するくらいでなければ成功しないでしょうね。

どちらにしても、建築士と現場監督の協力がなければ
成立しませんので
早い段階で協力してもらえるか
確認する必要があると思います。

上部写真は鶴見の家ですが
和室や階段材は全て奈良県吉野の製材所から
直接購入しました。

2008-8-29 初回
2015-8-6   更新

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淡路島瓦取材

淡路1







大阪府建築士会の会報誌
「建築人」の広告取材で
淡路島に行ってきました。

私が担当させて頂いて
今年で3年目ですが
今まででもっとも天気が
良かったですね。
(写真に雲一つありません)

淡路瓦工業組合さんの広告で
淡路瓦の特色等を取材し
記事にさせて頂くのですが

毎年、歴史的な事から新しい発想まで
色々話を聞かせて頂き
とても楽しい取材となっています。

上部の写真は「若人の広場公園」
内のトイレです。

また、南淡路市庁舎も
取材させて頂きました。

淡路2












その内容は建築人9,11,1月号に
掲載予定です。

大阪府建築士会会員の方は
毎月送られてきますので見られますが
その他の方も大阪府建築士会のHPから
ダウンロードできますので
興味のある方はご覧ください。

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博多に行ってきました

博多1









27日、28日の二日間
博多に行ってきました。

理由は上部写真
イル・パラッツオを訪問し
バブル時代の名作が
現在どのように生かされているか?

アルドロッシの窓のないファサードは
今、どのような存在になっているか?

の確認を行う訳ではなく

博多2







エミリオ・アンバース設計
アクロス福岡の山のような植栽群が
どれだけ立派に
都市の中で根付いているか?

はたして、人工の森は
市民に受け入れられているのか?

を、自分の目で確かめる・・・

訳でもなく

もちろん
明太子や博多ラーメンを堪能する
訳でもなく(少しはありましたが・・・)

博多4







マリンメッセ福岡に

博多3







上の息子の試合を観に行ってきました。

ということで、早い夏休みは
これで終わり。

本日29日より
通常業務を行っています。

博多の建築は
その他にも
伊東豊雄の「ぐりんぐりん」や

百道の建築等一通り観てきました。

その中で、やはりアクロス福岡の
インパクトが強かったですね。

ちなみに、写真に写り込んでいるのは
妻と下の息子です。

この写真、博多の街のもっとも中心地で
平日の昼間の光景です。
普通、考えられないですよね。

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現場監理と現場管理

現場監理1








この二つの言葉は漢字一文字違うだけですが
まったく違います。

現場監理=建築士が行います。

現場管理=建設会社の現場監督が行います。


現場管理は、設計図を元に
どのように現場で施工しようか考え
工程や職人さんたちのスケジュールや
現場の安全等現場が順調に進んでいくように
管理します。

いわゆる一般的に認識されている
現場の監督さんのお仕事ですね。

資格としては建築施工管理技士となります。

そして現場監理。
これは建築士(監理者)が設計図通り
進んでいるかを週に数回
現場に来て確認することです。

また図面に問題がある場合等の
変更修正を指示する役割もあります。

こちらの資格はそのまま建築士ですね。

上部の写真はある現場の地鎮祭の様子ですが
右から神主さん、現場監理者である私
現場管理者の建設会社の監督さんと並んでいます。


そして、案外知られていないのですが
現場監理をする建築士と
現場管理をする現場監督は
直接の契約関係ではありませんので
建築士は建設会社に図面との違いを指摘し
やり直しを命じることは出来ますが
強制させることはできません。

出来るのは
やり直しに応じてもらえなければ
その事を施主さんに報告するところ
までとなりますが
実際にはそのようなことになるのは
かなり稀なケースです。

これらが主な現場監理者の仕事ですが
現場監理者と設計者が同一の場合は
実際には、施主さんの新たな意見を
現場に反映する役目や
色々なことの決定や変更、金額調整等
その現場のまとめ役的立場になる事が多いです。

この取りまとめがうまい工事監理者であれば
現場がスムーズに進みますし
建設会社も、現場のミス、手戻りも少なく
後々のメンテナンスも少なくて済む等
経済的に良く納めることができますので
建て主を含め、共に満足のいく
住宅作りになっていきます。

現場監理2







写真はある住宅の基礎配筋工事です。
現場の段取りや指示は、現場管理者が行い
工事後、現場監理者がチェックします。
そして合格となれば次の工程へと進んでいきます。

このように重要な工事監理ですが
前述のように、作業としては
図面通りできているかの確認作業ですので
実際の監理作業は、設計作業に比べて
かける時間を少なくできそうですが
実は、たっぷり時間がかかることが多いですね。

また、建て主側としても、この現場監理に
じっくり時間をとってくれる設計者を
選ぶことが重要だと思います。

この現場監理者は、建築確認申請では
必ず建築士を指名し明記することになっています。

そしてその監理者は
監理の状況を工事監理報告書として
検査機関に提出する必要があります。

建築家に設計から依頼するのでは無く
建設会社等に依頼される方は
必ず誰が監理者となり
どのように監理されるのかの確認をすることが
とても重要ですね。

2008-9-14 初回
2015-7-26 更新

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住宅のトイレの一工夫

トイレ1







住宅の設計をする時
絶対に必要な設備の一つがトイレです。

その重要なトイレですが、あまり設計段階では
話題にあがらないことが多いですね。

何ヵ所設置するか、洗面と同じ場所でも良いか
くらいでしょうか。

しかし、トイレの設計は非常に重要です。

実際、居心地の良いトイレでは
何か良いアイデアをひらめく事も多いです。

私も設計に行き詰った時
事務所内をぶらぶらと歩き
何故かトイレに入り結構出てこなかったりします。

それでもだめなら近所の大阪城公園に
散歩に出かけることになります。

トイレを最低限の用を足すスペースだと考えれば
巾75cm、奥行き1.2m程度あれば十分です。

手洗いは便器のタンク上に
ついているもので済まして
あとはペーパーホルダーとタオル掛け
窓も小窓があれば十分ですね。

しかし、せっかく手に入れた住宅のトイレが
最小限のスペースでは少しさびしいです。

トイレにプラスアルファーを求め
ゆったりとした手洗いスペースを取り
大き目の鏡、大きな窓に
飾り棚程度は欲しいものです。
壁の仕上げはにおい消しの為に
珪藻土が良いですね。

このように書くと
大きなスペースが必要のように感じますが
通常より、巾を30〜45cm
広げるだけでも十分です。

そういうトイレスペースになれば
絵を飾ったり、植栽を置いたりして
飾るようにもなりますよね。
お掃除もマメにするでしょう。

そうなれば家庭の運気も上がってきます。
(と良く言われています)

住宅にはたいてい2ヶ所は
トイレを設置すると思いますので
その中の一つは少し大きめのトイレにする事を
お勧めします。

上部の写真は鶴見の家のトイレです。

壁は全て珪藻土を厚塗りしています。
床や黒御影石で、仕上げ方法の
磨きとジェットバーナーを
使い分けデザインしています。
洗面家具は吉野桧無垢材を使用し
オーダーで製作しています。

鶴見の家でも、一か所は、このように
「ハレのトイレ」とし
もう一か所は最小限のトイレとしました。

トイレ2













この写真は、随分前の
所員時代に設計させて頂いたトイレです。
施工は京都の安井杢工務店。

壁は本じゅらく塗、天井は枌板の網代
洗面台は花梨無垢、衝立の柱は栗六角の名栗
それらの塗装は全て拭き漆です。

この建物は住宅ではありませんので
そのまま参考にすることは出来ませんが
これらの要素を少し取り入れることで
住宅のトイレも随分変わってくると思います。

2008-9-4  初回
2015-7-25  更新

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家を建てる前に、今建てている方にも…
住宅設計を通じて得た住まいづくりのアレコレ