先日、ある建材メーカーが主催した
シックハウス対策のセミナーに参加しました。
そのセミナーでは、研究をしている医大の先生
住宅メーカーの研究員等のお話を聞くことが
できました。
色々な立場で研究されている事を
発表されているので、
その内容はこの場には書けませんが
特に医大の先生からはとても貴重なお話を
聞くことが出来ましたね。
その中でも
「シックハウスの問題が起き、国が化学物質の
規制を始めてから、住宅内の化学物質の量は
大幅に減ったにも係らず、住宅でのシックハウスに
関する相談数はほとんど変わっていない」
というデータは、「やはり」という感じでしたね。
シックハウスの問題というのは、非常に繊細なもので
10人いれば10人その内容は違うと思います。
ですので、国が特定の化学物質を設定し、
その数値を範囲内にすればお墨付きを与える
という今の制度は非常に馴染まないと考えています。
私の事務所でも、過去、色々な施主の方とお会いして
その対策を考えてきました。
結論は出ていませんが
やはりじっくり打合せをして慎重に材料を選び
慎重に現場監理をすることに尽きると思っています。
今回のセミナーでは、
まだ正式に発表できない最新の研究データ等も
教えて頂きました。
このようなセミナーは専門家としてとてもありがたいし
ぜひまた参加したいと思いますね。
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