二世帯住宅を建てるきっかけは
色々あると思います。
(写真 大東の家 )
結婚をして子供が生まれ
親と同居することになった。
親が高齢となり出来るだけ近くに
住みたいと思った。
相続対策等々。
理由は色々あると思いますが
私の経験上
二世帯住宅を建てて
二世代三世代が適度の距離を置きながら
一緒に住めることは
とても幸せな事だと思いますね。
(写真 城東の家 )
そして、二世帯住宅を建てる時の
心得としては、あくまでも別々の家族の住宅を
建てることを原則として設計を進めることだと
思います。
その中で、絶対に別々にしていきたいもの
共有しても良いかと思われるものを
じっくり打合せをしながら決定していきます。
打合せは奥様とお母様が意見を出し合い
ご主人が間を取り持つ仲裁役となって
設計者と打合わせが出来れば
良い方向に進むことが多いですね。
良い打合せができれば、後はプロの出番です。
縦、横、斜め、どのように二世帯が絡み合うのか
設計者の腕の見せ所です。
(写真 大淀の家 )
二世帯住宅は家族全て(親世帯)が
健康で幸せに過ごせる時間は
単世帯住宅より短くなります。
しかし、親から子、孫へと
命が継承していくのを
一つ屋根の下で経験していくことは
とても重要で大切な事だと思いますね。