中間建築設計工房ブログ/建築家 大阪

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ  大阪で住宅を中心に活動している建築家・設計事務所です。 日々の生活や仕事の事柄を書いています。

カテゴリ:事務所・店舗・医院

Yビル その後

今日は久しぶりにYビルに行ってきました。

Yビルは9年前に竣工しました事務所ビルでして
1階が本社事務所で、他の階が貸事務所となっています。

もうすぐ築10年になりますので
改修等のお話でもということで伺ったのですが
まだほとんど傷んでいる部分は無かったですね。

それどころか、1階部分に蔦が這っていまして
とっても良い雰囲気となっていました。
外観蔦
その写真です。

コンクリートでシンプルな箱状に設計しましたので
その後のメンテナンスもほとんど必要なく

またその効果なのか解りませんが
貸事務所部分はこの9年間
ほとんど空室になることが無く
今も法律事務所等に入って頂いているようです。

このまま、蔦に囲まれて自然に朽ちた
落ち着いた佇まいを維持するか
それとも新築同時の綺麗さを取り戻すか
とても選択が難しそうです。

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店舗のデザイン

昨年後半、ある店舗のデザインに携わりました。

KICX1901

この建物は、以前私が住宅の設計をさせて頂いた
クライアントが所有している賃貸マンションの1階部分です。

普通、店舗設計に携わる場合は、テナント側から
依頼を受けるのですが、
今回は貸主からの依頼でして、
デザインの提案から、借主との打合せ調整を行い、
通常貸主側が行なう工事だけでなく、それ以上の
部分も設計監理してから借主に引渡し、
その後は借主が自由にインテリアを行い完成しています。

デザインはファサードとその先の店舗が
外部からどのように見えるかの検討が主でしたね。
他でも、木無垢材のフローリングを貼るなど、
普通貸主側工事では行なわれないような工事も可能となりました。

このような試みは、貸主と借主が共にデザインの重要性
を深く理解されている場合にのみ成り立つと思いますね。

また、HPのworksのページを久しぶりに更新しました。

一つは鶴見の家

写真の最後の3枚は、インテリアが完成し、建物が落ち着いた後、
じっくり建築カメラマンの河合さんに撮ってもらったものです。
家具類は新しく買ったものは少なく、
数十年使い込まれた物ばかりです。

もう一つは堺の家

こちらは逆に、クライアントはシンプルな白い空間に
住まわれるのを望まれましたので、
あまり作り込ますあっさりした空間にまとめています。
そして使われ始めた現在も白くて明るい空間を
維持されています。

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